El inhibidor de la ARN polimerasa II Lurbinectedin para pacientes con cáncer de mama metastásico positivo para la mutación del gen BRCA 1/2 muestra una tasa de respuesta objetiva del 41%.
[公開日]2018.10.11 [最終更新日]2018.10.11
2018年9月21日、医学誌『Journal of Clinical Oncology』にてBRCA1/2遺伝子変異陽性転移性乳がん患者に対するRNAポリメラーゼII阻害薬であるLurbinectedin(PM1183)単剤療法の有効性、安全性を検証した第II相試験(NCT01525589)の結果がConquer Cancer Foundation・Cristina Cruz氏らにより公表された。
本試験は、転移性乳がん患者(N=89人)をBRCA1/2遺伝子変異ステータス別にBRCA1/2遺伝子変異陽性群(アームA;N=54人)、BRCA1/2遺伝子変異陰性または不明群(アームB;N=35人)に分け、3週間に1回Lurbinectedin7mg(アームAは平均投与サイクル9サイクル目以降で3.5mg/m2へ変更)単剤療法を投与し、主要評価項目として客観的奏効率、副次評価項目として無増悪生存期間(PFS)、全生存期間(OS)等を検証した第II相試験である。
本試験に登録された患者背景はアームA、アームBそれぞれ下記の通りである。年齢中央値はアームAで43歳(30-73歳)に対してアームBで52歳(32-70歳)。BRCA遺伝子変異ステータスはアームAでBRCA1遺伝子変異陽性57%(N=31人)、BRCA2遺伝子変異陽性43%(N=23人)に対してアームBでBRCA1/2遺伝子変異陰性26%(N=9人)、不明74%(N=26人)。
ECOG Performance StatusはアームAでスコア0が57%(N=30人)、スコア1が43%(N=23人)に対してアームBでスコア0が63%(N=22人)、スコア1が47%(N=13人)。受容体ステータスはアームAでトリプルネガティブ56%(N=30人)、HR陽性HER2陰性41%(N=22人)、HR陽性HER2陽性4%(N=2人)に対してアームBでトリプルネガティブ49%(N=17人)、HR陽性HER2陰性41%(N=14人)、HR陽性HER2陽性11%(N=4人)。...